2011年5月21日土曜日

とれたて野菜を畑で調理、農家青年と女性の出会いにも一?横浜

 とれたて野菜を畑で食べよう?。横浜産の農産物に関心を持ってもらうとともに、農業を営む男性が女性と出会う機会にもなる催しが5日、横浜市瀬谷区の畑で開かれた。30代を中心とした男女が収穫と調理を共同で作業。すぐに打ち解け、参加者らの笑い声が冬晴れの下に響いた。

 単身者向けなどの料理教室を開く「ブエナパス?クッキングルーム」(同市中区)が主催した。横浜農業を盛り上げようと若手就農者で構成する「戸塚4Hクラブ協議会」が協力。屋外での料理教室開催や、横浜野菜のPR、出会いの場創設など、それぞれのねらいが合致し、横浜市の共創推進事業本部がマッチング。民間事業者による、同市の公民連携モデル事業として実現した。

 同市内などから集まった女性8人が会場の畑に集まって自己紹介。くじで農業青年8人とペアを作り、白菜とネギを収穫した。

 「わあ大きい白菜」「一つずつ手作業で収穫しているんですよ」。土にまみれて、会話がはずんだ。

 さらにくじを引き、3?4人のグループに分かれて料理開始。畑の真ん中に設けた即席の調理台で、カセットコンロなどを使って冬野菜のバーベキューとバーニャカウダ(イタリアの野菜料理)、豚汁などを手分けして作った。

 いよいよ食事タイム。農業青年がそれぞれ自分の畑で作った自慢の野菜も振る舞われた。「作っている野菜はどこで買えますか」「みなとみらいでも朝市をやってるんですよ」。打ち解けた様子で新鮮な野菜を味わった。

 港南区で農業を営む男性(38)は「直接『おいしい』と言ってもらえたのは貴重な体験だった」と満足げ。磯子区から参加した女性会社員(36)は「収穫体験はとても楽しかった。横浜産の野菜を見つけたら、ぜひ買いたい。食べるときは味わって食べなきゃ」と笑顔だった。

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引用元:arad rmt

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